インバウンド 文化 体験 忍者・サムライ

2019.06.01 (土)

忍者・サムライブーム

インバウンド観光客の間で忍者・サムライがひそかにブームになっているそうです。最近では個人で日本を訪れる方も増えてきていますが、中国や東南アジアからのインバウンド観光客の方はまだまだ団体旅行で日本に訪れる方が多く、どうしても通り一遍の観光地と食事と買い物に行動パターンがかたよる傾向にあって日本人と直接触れ合う機会は少ないのが現状です。そんな中でサムライスポットや忍者スポットは日本人と直接触れ合うことが出来る数少ない観光スポットのひとつで、近年脚光をあびてきています。私もサムライレストランや忍者レストランにインバウンド観光客の方をお連れしたことがありますが、場所によっては予約もままならい状況のところもあります。

サムライ・忍者ブームの課題

サムライレストランや忍者レストラン等のエンタメ消費は現在マーケット的には1500億円程度です。インバウンド消費8兆円を目指す2020年には8000億円をめざしています。現在の5倍もの伸びが期待できる有望市場です。そんな成長市場にもかかわらず大きな課題があります。ひとつめは人材不足です。せっかく日本固有の文化に興味を持っていただいているのに供給が追い付いていないという点な大変残念に思います。ふたつめは外国人目線にたった説明ができていないという現実です。正直なところインバウンド観光客の方は戦国武将について細かい知識を有しているわけではありません。年号や地域などにこまかい部分に関心があるわけではありません。単に鎧や甲冑姿がカッコイイということを認識すべきです。

サムライ・忍者はマイヒーロー

私が子供の頃は時代劇全盛の時代でした。サムライや忍者はマイヒーローでした。両親や祖父母とテレビで時代劇を見るのが楽しみでした。今でもBS放送で時代劇などやっていると思わず見入ってしまいます。オーストラリアでは「隠密剣士」が一時期大人気だったと聞いたことがあります。インバウンド観光客の方の7割がまだ日本には忍者がいると信じているという話を聞いたこともあります。何かワクワク感を与えてくれる存在なのかもしれません。

サムライ・忍者は世界に誇る日本の文化

私自身の経験ですが、学生時代にバックパッカーとしてヨーロッパに旅行した時も現地の子供たちとチャンバラごっこをしたり、忍者のまねをしたりした思い出があります。サムライ・忍者は日本の誇る文化です。日本人自身がまずそのことを認識し継承してゆくことが必要かと思います。このすばらしい日本の文化を外国人の方にわかりやすく説明し外国人の方により理解していただき日本のファンになっていただければ嬉しいです。

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