京都観光 おすすめ 祇園 祇園祭 2019年
京都観光 おすすめ 祇園 祇園祭が始まります
梅雨時の鬱陶しい季節ですが、元気にお過ごしですか?京都では6月には夏越祓いの神事が各地で行われ、この半年の穢れを祓うことになっています。私はまだ実際には行っていないのですが、「水無月」を食べて季節を実感しました。いよいよ7月に入ると祇園祭りの本番になります。今年の祇園祭に関する話題もチラホラ出始めていますので、少し先回りしていきたい方は是非おつきあい下さい。

京都観光 おすすめ 祇園 祇園祭の歴史
祇園祭は平安時代のはじめに、京都の街で猛威をふるった疫病(伝染病)をおさめるために始まったとされています。地震等の災害が起こった時に怨霊を鎮めるための神事は「御霊会」とよばれ、869年に行われました。この時祀られたのは薬師如来(病気を癒す神様)の化身である牛頭天王(ごずてんのう)でした。この当時の国の数66本の矛に悪霊を乗り移させ悪霊を祓ったそうです。これが現在の山鉾の起源となっているそうです。牛頭天王は八坂神社で祀られる様になり、この時から八坂神社が祇園祭の中心となりました。牛頭天王はスサノオノミコトに習合されました。

京都観光 おすすめ 祇園 祇園祭 山鉾巡行と神輿渡御
八坂神社で怨霊を鎮める神事としてはじまった祇園祭ですが、時がたつにつれ京のひとびと(町衆)にとっての祭りへと進化してゆきました。山鉾巡行は7月17日(前祭り)と24日(後祭り)の2回行われます。
神輿渡御も17日神幸祭(神様のお出かけ前に行われる祭り)と24日還幸祭(神様のお帰り後の祭り)の2回行われます。神輿渡御とは八坂神社の神様が神輿に乗って地域をまわり人々の健康や幸福を祈念することです。17日夜から24日夜にかけて神様は御旅所(おたびしょ)に滞在されます。
神様(神輿)が京の街中を歩かれる前に、山鉾に厄神を乗り移らせます。山鉾巡行には先祓いの意味があるのです

京都観光 おすすめ 祇園 祇園祭 一番盛り上がる宵山
山鉾巡行は「動く美術館」ともよばれ、絢爛豪華な鉾をながめるのは祇園祭最大のハイライトで楽しみのひとつです。ただ私が一番楽しみにしているのは17日(前祭)の前日と前々日です。この日は通りが歩行者天国になり露店も出て、お祭りムードが最高潮になります。町会所(ちょうかいしょ)にでかけ、会所飾りを見学しましょう。またご神体をゆっくりとながめるのも良いでしょう。お祭り気分が味わえる神事や祭事が数多くとりおこなわれますので、いろいろな山鉾を訪ねてみて下さい。
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