京都観光 おすすめ 三千院 苔・紫陽花

2019.06.04 (火)

今が見ごろの三千院の苔と紫陽花

6月に入りました。湿度が高くなり梅雨入れも近いのかなと思われます。梅雨時は出かけるのもおっくうになりますが、逆に梅雨時にもっとも輝きを放つもの、それが季節の花、紫陽花です。京都郊外にある三千院には紫陽花庭園があり、庭が水色一色に染まります。わらべ地蔵で有名な聚碧園、有清園の苔もこの季節がいちばん映えます。紫陽花は日本原産で万葉集でも詠まれています。京都の中心からは少し距離があり時間はかかりますが、紫陽花と苔の見事さを考えると時間をかけてでも行くべきと思います。

三千院は見どころ満載

豊臣秀吉が建てたという客殿から見える聚碧園。抹茶を飲みながら庭を眺めているだけで時間がたつのもわすれ、心が洗われる気分がします。苔の見事さに圧倒されます。回廊をあるき階段をあがったところにある建物が宸殿でここで法義が行われます。この宸殿の縁側から見えるのが有清園です。ここの苔も見事です。有清園を歩いて正面にみえるのが「往生極楽園」。黄金色に輝く国宝阿弥陀三尊像を見ているだけで心が落ち着いてきます。この往生極楽園の天井画の復元模写が宝物館に展示されていて、これも見どころのひとつです。

わらべ地蔵に癒されましょう

「往生集」を書かれた恵心僧都ゆかりの往生極楽園の裏手には「わらべ地蔵」がいらっしゃいます。6体のお地蔵様それぞれに表情が違い、どれを見ても癒されます。多くの観光客がカメラを構えています。更に金色不動堂に、向かう山道の途中に弁財天様がいらっしゃいます。弁財天様はインドの古代神話に登場する女神で芸能の神様とよばれています。大原は日本で初めての仏教音楽「声明」が生まれた地でもあるので芸能関係の方も多く訪れるとのことです。この弁財天様の近くに紫陽花庭園があり梅雨時には必見のスポットです。

三千院と最澄

三千院の起源は、最澄が比叡山に延暦寺を建てた時に、梨の木の下に草庵を結んだことのようです。もともとは比叡山にあったものがたび重なる移転を経て今の場所におちついたようです。少し足を延ばして延暦寺に行かれてもよいのではないでしょうか?街中の喧騒を逃れて自然の中でリラックスされてみてはいかがでしょうか?

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