京都観光 おすすめ 清水寺 歴史 Kyoto Sightseeing History of Kiyomizu Temple

2019.09.16 (月)

京都観光 おすすめポイント 清水寺の由来 Kyoto Sightseeing History of Kiyomizu Temple

清水寺の起源は8世紀末にまでさかのぼります。延鎮上人が音羽山に清らかな水を求めてやってきました。その時行叡という修行僧から観音菩薩の魂のこもった丸太を受け取りました。延鎮は丸太を観音の形に彫り、観音像を藁葺きの小屋に祀りました。武将坂上田村麻呂は妻の出産を控えて牡鹿狩りに来ていました。牡鹿の血は出産を楽にすると考えられていました。坂上田村麻呂は延鎮と偶然出会いました。延鎮は生命あるものを殺生することの残酷さと観音菩薩の徳を説きました。牡鹿を殺してしまった坂上田村麻呂は後悔し、妻ととみに観音様の熱心な信者になり、坂上田村麻呂が東北地方の反乱を鎮定した後798年に観音様のお寺を建てました。その後清水寺となずけられました。

京都観光 おすすめポイント 清水寺 清水焼 Kyoto Sightseeing Kiyomizudera temple

バス停を降りてから清水寺に向かうためには坂道を上っていく必要があります。清水寺に続く通りには、お土産屋・お菓子屋・漬物屋・カフェ・清水焼を扱う店が軒を連ねています。清水焼は江戸時代初期に野々村仁清が色絵陶器を完成させ、尾形光琳・尾形乾山がそれを継承し、優雅な作品をつくり清水焼の大衆化・ブランド化に尽力しました。その後奥田頴川(えいせん)が呉須赤絵や染付の磁器を作り始め独自の境地を開き、弟子の青木木米が日本独自の気品豊かな煎茶器などを残しました。手造りで多品種であることが特徴です。

京都観光 おすすめポイント 清水寺 仁王門・鐘楼 Kyoto Sightseeing Kiyomizudera Temple

仁王門は入母屋造りの檜皮葺きです。右側の仁王は口を開けています。「あ」の音を発していて、サンスクリット語の最初の言葉です。左側の仁王は口を閉じています。「ん」の音を発していて、サンスクリット語の最後の言葉です。普通の鐘楼は4本の柱で支えられているのですが、清水寺の鐘楼は6本の柱でささえられています。大晦日に鐘が108回つかれる「除夜の鐘」は有名です。仏教では私達は108の煩悩を持つとされています。「除夜の鐘」はその煩悩から解放するためにつかれるのです、

京都観光 おすすめポイント 清水寺 三重塔・隋求道・経堂・開山堂 Kyoto Sightseeing Kiyomizudera Temple

三重塔は日本で最大級の塔で、水神である龍が清水寺を火災から守っています。大日如来が安置されています。隋求道では暗闇の中を数珠の紐につかまって歩きます。母親の子宮に戻る感覚です。暗闇の中で自分自身の光を見つける必要があります。経堂にはお経が数多く保管されています。ここには釈迦三尊像が安置されています。開山堂には清水寺ゆかりの行叡・延鎮・坂上田村麻呂夫妻の像が安置されています。

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