京都観光 おすすめ 寺院 浄土宗 知恩院

2019.09.09 (月)

京都観光におすすめの寺院 浄土宗 知恩院

●知恩院 (東山区林下町)本尊=法然上人御影 浄土宗の総本山 山号=華頂山 浄土宗四ケ本山のひとつ 1175年に法然上人が東山大谷の吉水に建てた草庵を起源とします。1234年に法然上人の霊堂を源智が復興して大谷寺として寺基を整えました。1575年に正親町天皇(おおぎまちてんのう)の綸旨によって浄土宗の総本山になりました。三門(国宝)は徳川秀忠により建てられました。現存する二階建ての二重門としては最大級です。御影堂(国宝)は徳川家光により再建されました。勢至堂・大鐘楼・経蔵・唐門・大方丈・小方丈・集会堂・大庫裏・小庫裏(いずれも重要文化財)などの建造物は見どころ満載です。庭園は東山の裾を築山のかわりに使った雄大豪華な庭で、僧玉淵の作といわれています。「法然上人絵伝」(国宝)や「阿弥陀二十五菩薩来迎図」(国宝)など多数の寺宝を所有しています。

京都観光におすすめの寺院 浄土宗③知恩院の七不思議

●鶯張りの廊下 御影堂から集会堂、大方丈、小方丈に至る廊下は、歩くと鶯の鳴き声に似た音が出ます。

●瓜生石 知恩院が出来る前からあるという石で、八坂神社の牛頭天王が降臨して一夜のうちに瓜が生えて実ったという言い伝えがあります。

●大杓子 大方丈入り口の廊下の梁にある長さ2メートル50センチ、重さ30キロもある巨大杓子。三好清海入道が大阪夏の陣の時にこの杓子をもって暴れまわったとかご飯をすくってふるまったという言い伝えがあります。

●三方正面真向きの猫 方丈廊下の杉戸に狩野信政が描いた猫の絵があり、この猫はどの方向から見ても見る人を正面から睨んでいるそうです。

●抜け雀 狩野信政が描いた大方丈菊の間の襖絵には、かつて万寿菊の上に数羽の雀が描かれていましたが、命を得て抜け出したと言われています。

●忘れ傘 御影堂正面の軒裏に置かれている傘です。名工左傘甚五郎が魔除けのために置いていったとのことです。御影堂建立のとき、このあたりに住んでいた白狐が、居場所がなくなるので新しい棲居を作ってほしいと頼み、出来たお礼にこの傘を置いて寺を譲ることを約束したとの言い伝えがあります。

●白木の棺 三門楼上にある二つの白木の棺。三門造営奉行のひとり五味金左衛門夫婦の木像が納められています。彼は命がけで三門を造りましたが、予算超過の責任を取って自刃したといわれています。

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