京都観光 おすすめ 寺院 曹洞宗

2019.09.06 (金)

京都観光におすすめの寺院 曹洞宗

●1223年道元が入宋し天童如浄から法脈を伝えられました。日本曹洞宗を開いた道元を高祖と仰ぎ、宗団を開創した蛍山紹灌(けいざんじょうきん)を太祖と仰ぎます。福井県にある永平寺と神奈川県にある総持寺を大本山としています。京都でうまれた道元は比叡山延暦寺で教学を学び、建仁寺で栄西の弟子明全について入宋をはたしました。帰朝後京都で教化しましたが、比叡山の弾圧を受け永平寺を開きました。

●詩仙堂 (左京区一条寺門口町)本尊=馬郎婦観音 山号=六六山 徳川家康の側近だった石川丈山が隠居所として建てた草庵でした。狩野探幽に中国の詩人の肖像を書かせた詩仙の間に掲げました。これが寺名の由来です。詩仙の間・至楽巣・躍淵軒・鐘月楼からなります。曹洞宗の寺院になったのは1966年とひかくてき最近です。庭園は唐様庭園で堂の東南に滝を構えます。

●天寧寺 (北区寺町通鞍馬口下天寧寺門前町)本尊=釈迦如来 山号=萬松山 会津に創建された傑堂能勝を開山とする天寧寺を京都に移築したものです。直江兼続や京都所司代の板倉勝重の援助を受けて寺基が整備されました。寺町通に面した門は額縁門とよばれていて、比叡山の眺望を一幅の絵のようにみせる効果は見事です。

●岩屋寺 (山科区西野山桜ノ馬場町)本尊=不動明王 山号=神遊山 赤穂浪士の大石内蔵助良雄の隠棲の地で、本尊は大石内蔵助の念持仏とされています。浅野内匠頭長矩や四十七士の木像や位牌が祀られています。

●源光庵 (北区鷹峰北鷹峰町)本尊=釈迦牟尼仏 山号=鷹峰山 1346年に徹翁義亨(てつとうぎこう)が隠居所として創建しました。1694年には卍山道白が再興し曹洞宗に改宗しました。境内裏の稚児井は、飲み水に窮した徹翁に童子が教えた井戸で枯れたことがないそうです。本堂から庭園を望む壁面には円形と角形の窓が並び、禅の悟りと迷いを示す窓として有名です。本堂の天井は鳥居元忠らが自刃した伏見城の遺構で地天井とよばれています。

●興聖寺 (宇治市宇治山田) 本尊=釈迦如来 山号=仏徳山 1233年道元が深草に道場を創建。1648年淀城主永井尚政が菩提寺として復興。中興開山は、万安英種。寺地は宇治七名園の一つ朝日茶園。本堂の天井は血天井。

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