京都観光 祭と行事 七月~九月
京都観光 祭と行事 七月

七月一日 御戸代会神事 上賀茂神社 御戸代とは、神に献上する稲を栽培する神田のことで、害虫を駆除 し五穀豊穣を祈ります。天平勝宝二年(750)孝謙天皇が田畑を寄進 、農家を労って猿楽を奉納したことに由来します。
七月一日~三十一日 祇園祭 八坂神社
七月七日 貴船の水まつり 貴船神社 祭神の水の神に、命の水への恵みを願って、徳を讃え恩恵を感謝する祭典です。
七月九日~十二日 陶器市と陶器供養 千本釈迦堂
七月二十五日 鹿ケ谷かぼちゃ供養 安楽寺 江戸時代、安楽寺の真空上人が、夏の土用にかぼちゃを供養すれば病から逃れることが出来るとの夢のお告げを受け、仏前に供えて供養したことに由来します。
七月二十五日 真如堂宝物虫払会 真如堂 安部晴明奉納極楽往生の「秘印」授与、暑気払い「びわ湯」の接待などがあります。
七月土用の丑の日 御手洗祭 下鴨神社 足つけ神事と呼ばれ、無病息災を祈願します。
七月下旬の二日間 伊根祭 伊根町
七月三十一日 千日参り 愛宕神社 通夜祭とも呼ばれ、千日分のご利益があると言われています。
京都観光 祭と行事 八月

八月七日~十日 六道参り 六道珍皇寺 盂蘭盆に先祖を迎える行事
八月七日~十日 五条坂陶器まつり 五条坂一帯
八月七日~十六日 お精霊迎え・送り 千本閻魔堂 引接寺一帯は、蓮台野と呼ばれた葬地で、閻魔像が祀られました。
八月八日~十日・十六日 六波羅蜜寺万灯会 六波羅蜜寺 開闢法要・大万灯点灯法要・送り万灯点灯法要が行われます。松明を人形文字「大」の形に点灯し、先祖の精霊を迎えます。
八月九日~十六日 壬生寺うら盆会 壬生寺 九日は壬生六斎念仏、十六日は中堂寺六斎念仏が奉納されます。
八月十四日~十六日 東大谷万灯会 東大谷
八月十五日 花脊の松上げ 花背八桝 灯籠木(とろぎ)と呼ばれる大きな柱の先端の傘に向けて、火をつけた松明を投げ入れる行事です。
八月十五日~十六日 松ヶ崎題目踊り 湧泉寺 太鼓に合わせて身体を曲げたり伸ばしたり、団扇を上下に回転させたりして踊ります。日像の教化によって村人が法華宗に改宗したことを喜び、踊ったことに由来します。
八月十六日 精霊送り 万灯流し 嵐山大堰川中之島公園
八月十六日 五山の送り火 大文字山他
八月十六日 送り鐘 矢田寺
八月二十二日~二十三日 六地蔵巡り 旧街道の入口に地蔵菩薩を安置した六寺をめぐるものです。大善寺(伏見六地蔵)、浄禅寺(鳥羽地蔵尊)、地蔵寺(桂地蔵尊)、源光寺(常盤地蔵尊)、上善寺(鞍馬口地蔵尊)、徳林庵(山科廻地蔵尊)。二十二日に浄禅寺では「鐘講」が、上善寺では「小山郷六斎念仏」が、行われます。
八月二十三日~二十四日 千灯供養 化野念仏寺 境内の無縁仏の精霊に松明を灯して供養する行事です。
八月二十四日 雲ケ畑の松上げ盆踊り 雲ケ畑 松の割り木で文字の形を作り、それに点火する行事です。
八月二十四日 広河原の松上げ盆踊り 広河原下之町・観音堂 灯籠木(とろぎ)と呼ばれる 大きな柱の先端の傘に向けて、火をつけた松明を投げ入れる行事です。 松上げの後、「ヤッサ踊り」「ヤッサコサイ」という踊りが奉納されます。
八月二十四日に近い日曜日 久多花笠踊 志古淵神社 十四日頃に盆行事の施餓鬼を終えてから、花宿と呼ばれる家で花笠を制作します。花宿の床に、志古淵神社・上の宮神社・大川神社の軸を掲げて灯りを花笠灯籠に移し、三つの神社をめぐりながら踊りを奉納します。
八月二十五日 吉祥院六斎念仏 吉祥院天満宮 四月二十五日にも行われます。
京都観光 祭と行事 九月

九月第一日曜 八朔祭 松尾大社 二百十日前後の風雨安穏、五穀豊穣、家内安全の祈願が行われます。
九月九日 重陽神事と烏相撲 上賀茂神社 本殿において菊花を供え、延命長寿・悪霊退散を祈り、重陽神事の祈願が行われます。二の鳥居内の細殿前庭において烏相撲が行われます。
九月中秋 名月管弦祭 下鴨神社
九月中秋 大覚寺観月の夕べ 大覚寺 大沢池に龍頭船等が浮かびます。大沢池は猿沢池、石山寺とともに、日本三大名月観賞地とされています。
九月十五日 放生会 本能寺 生き物に感謝し生き物の霊を弔う法要です。
九月十五日 石清水祭 石清水八幡宮 貞観五年(863)に石清水放生会として始まり、天暦二年(948)に勅使が遣わされて以降、勅祭として斎行されています。神霊は男山山麓の頓宮に入り、祭典が行われます。放生川では放生行事が行われ、安居橋で胡蝶の舞の奉納があります。
九月二十一日~二十三日 お砂踏法要 今熊野観音寺 四国霊場八十八箇所のすべてのお砂が敷き並べられます。
九月第三または第四日曜前後 萩まつり 梨木神社 神事に続き、池坊の献華式や、茂山社中による狂言・舞楽などが奉納されます。
九月第四月曜 櫛祭 安井金比羅宮 境内の久志塚に使い古した櫛を納めて供養します。古代から現代の様々な髪型に結い上げた人の「時代風俗行列」が巡ります。
関連する投稿
現在の記事: 京都観光 祭と行事 七月~九月