京都観光 嵐山 おすすめ寺院 常寂光寺・二尊院・祇王寺 Kyoto Sightseeing in Arashiyama(Jyojakkouji Temple & Nisonin Temple & Giouji Temple)

2020.01.07 (火)

京都観光 嵐山 おすすめ寺院 常寂光寺 Kyoto Sightseeing in Arashiyama(Jyojakkouji Temple)

常寂光寺は「百人一首」で有名な小倉山の中腹にある日蓮宗のお寺です。もとは藤原定家の山荘「時雨亭」があったとの言い伝えがあり、「百人一首」もここで作られたともいわれています。16世紀末に日眞(にっしん)がこの地に隠棲したことに始まります。

「常寂光寺」の名前の由来は「常寂光土」という仏教用語から来ています。「常寂光土」とは天台宗で言われる「四土」の中で最高の世界。誠にありがとうございました真理そのものが具現化されている世界という意味です。仏様の住む世界の中での一番の理想郷だそうです。

仁王門は南北朝時代のもので、本圀寺から移築されたものです。石段を上がると、伏見城の客殿を移築した本堂が姿を表します。本堂の背後には均整の取れた美しい多宝塔が建っています。桜の時期、新緑の時期、紅葉の時期とそれぞれに彩をもたらしてくれます。山門から仁王門、本堂、多宝塔へと続く参道は。桜の時期、新緑の時期、紅葉の時期とそれぞれに彩をもたらしてくれます。またここからの京都市内の眺めは絶景です。

京都観光 嵐山 おすすめ寺院 二尊院 Kyoto Sightseeing in Arashiyama(Nisonin Temple)

二尊院は、嵯峨天皇の勅願により第三大天台座主円仁が建立したことに由来します。鎌倉時代には法然上人が住まわれ、関白九条兼実公を筆頭に多くの信望をあつめました。応仁の乱で一時期衰退しますが、三条西実隆公が諸国に寄付を求め本堂・唐門を再建しました。旧宮家とのつながりが深く、多くの宮家の墓所があります。江戸時代の豪商角倉了以や江戸時代の儒教学者伊藤仁斎の墓所もあります。二尊院はその名の通り「釈迦如来」と「阿弥陀如来」の二尊を祀る寺院です。

総門は角倉了以によって伏見城から移築されたものです。総門を抜けた先には参道がひろがり、小倉山を背景に、春は華やかな桜色に染まり、夏は深い緑に覆われ、秋は赤や黄の色鮮やかな紅葉に魅せられ、冬は霜に輝く木々が連なり、四季それぞれの特徴を表現してくれます。

厳かな気持ちで勅使門を通り抜けると、平成の大改修を終えた本堂が姿を現します。由緒あるお寺にふさわしい壮麗さを兼ね備えています。八社宮、弁天堂、鐘楼、甚空廟、茶室「御園亭」と見どころ満載です。「二尊院普賢象桜」は大変珍しい桜で日本で一番遅咲きの桜として有名です。

京都観光 嵐山 おすすめ寺院 祇王寺 Kyoto Sightseeing in Arashiyama(Giouji Temple)

祇王寺は平家物語に登場する「悲恋の尼寺」として有名です。平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が平清盛の心変わりにより都を追われる様に去り、母と妹とともに出家、入寺した尼寺です。

春は苔庭に桜の花びらが舞い、青々とした竹林も見もので、鶯の声が聞こえてきます。夏は新緑が美しく、ヒグラシの鳴き声が響きます。秋は路に庭に屋根に竹林に散紅葉が重なります。冬は雪景色が美しい。四季を通じて楽しめるところが祇王寺ならではです。

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