京都観光 おすすめ 京都の芸術 花街の歴史② Art Kyoto Hanamachi

2019.10.23 (水)

京都観光 おすすめポイント 京都の芸術 花街 花街の歴史 Art Kyoto Hanamachi

・先斗町 (中京区先斗町通)寛文10年(1670年)に、鴨川の大改修の新堤とともに生まれました。正徳2年(1712年)に一帯にお茶屋が登場し、文化10年(1813年)に公認されました。先斗町の名前はポルトガル語に由来する等諸説存在します。先斗町歌舞練場は昭和2年(1927年)に完成しました。設計は大林組の木村得三郎で、地上4階地下1階建てです。屋根には中国の蘭陵王の舞楽面をかたどった鬼瓦が据えられています。毎年春には「鴨川おどり」が開催されます。現在は三条通から四条通にかけて鴨川と木屋町通の間を南北に走る石畳の狭い通りで有名です。納涼床を設ける店も多くあり、京都の夏の風物詩となっています。

●宮川町 (大和大路通、五条通、川端通、四条通で囲まれた地域) 16世紀後半に豊臣秀吉が方広寺、伏見城を築いたことがきっかけで、大和大路はにわかに人の往来が増え、街道沿いに街並みが出来始めました。寛文6年(1666年)宮川通が完成し、祇園外六町とともに栄えました。四条河原に櫓を構えた芝居小屋が宮川町の発展を促し、役者が多く住んだことで有名です。歌舞伎の流行とともに茶屋町として発展してゆきました。毎年春に行われる「京おどり」と毎年秋に行われる「みずゑ會」は有名です。

●上七軒 (上京区北野天満宮東門前)上七軒は京都の五花街のうち最も古い歴史を持ちます。室町時代の北野天満宮修造の際に、残材で七軒の茶屋を建て、参詣人の休憩所としたことに由来します。天正15年(1587年)豊臣秀吉は北野の地において10日間に及ぶ大茶会を催しました。その際にこの七軒茶屋を豊臣秀吉の休憩所とし、名物の御手洗団子を献じたところ、賞味に預かりその褒美として七軒茶屋に御手洗団子を商う特権と、山城一円の法会茶屋株を公許しました。毎年春には「北野おどり」が開催されます。

●祇園東 (東大路通、四条通、花見小路通、新橋通で囲まれた地域)江戸時代に八坂神社の門前で営業された水茶屋が始まりとされています。明治時代に祇園甲部から分離独立しました。一時は「祇園乙部」と称されましたが、現在は祇園東と称されています。舞踊の流派は篠塚流、井上流を経て現在は藤間流です。毎年秋に行われる「祇園踊り」は京都の五花街で唯一秋に開催される舞台です。観亀神社は、祇園東の氏神としてさまざまな行事が行われる場所として有名です。

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 京都観光 おすすめ 京都の芸術 花街の歴史② Art Kyoto Hanamachi

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »
  • 古都の魅力を知るオリジナルガイドマップ
  • コト体験 文化・芸術(個人向け1~2名)
  • コト体験 食(個人向け1~2名)
  • コト体験 自然(個人向け1~2名)

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

    ⇑ PAGE TOP