コロナ後の東京の夏の楽しみ方 浅草寺 Tokyo Sightseeing in Sensouji Temple
コロナ後の東京の夏の楽しみ方 浅草寺 雷門 Tokyo Sightseeing in Sensouji Temple Thunder Gate

雷門は浅草寺のランドマークです。左側には「雷神」右側には「風神」がいらっしゃいます。「雷神」は雷鳴を出す太鼓を担ぎ、「風神」は風の入った袋を担がれています。人々は「雷神」と「風神」に台風・洪水・火事等の自然災害に対するお寺の保護を願いお祈りしていました。13世紀末にはモンゴル船の進入から日本を救ったと言われています。「雷神」は雲の上に座り稲妻を投げかけ、「風神」は強い風を投げつけ、モンゴル船を負かすことが出来ました。
創建当初の雷門は1865年に焼け落ちて、1960年にパナソニックの創業者である松下幸之助によって再建されました。松下幸之助は膝の痛みに悩まされていたところ浅草寺に参拝され治ったことがきっかけで寄付を申し出たと言われています。
コロナ後の東京の夏の楽しみ方 浅草寺 仲見世通り Tokyo Sightseeing in Sensouji Temple Nakamise Street

仲見世通りは長さ205メートルで、約90のお店が軒を連ねています。扇子、招き猫、風鈴、提灯、着物、風呂敷、人形焼きや芋羊羹の和菓子等いろいろなものが売られています。うちわ(韓国発祥)と扇子の違いや扇子がスペインのフラメンコの「アバニーコ」のもとになったことは有名です。招き猫は幸せをもたらす一種のお守りとみなされているので、日本ではレストランやお店や旅館等でよくみられます。羽子板もお土産として有名です。毎年12月には羽子板市が開催されます。
コロナ後の東京の夏の楽しみ方 浅草寺 宝蔵門 Tokyo Sightseeing in Sensouji Temple Houzomon

宝蔵門は仁王門と呼ばれていました。右側の仁王は口を開け「あ」の言葉を発しているようです。左側n仁王h口を閉じ「ん」を発しているようです。サンスクリット語の始めと終わりを意味しています。ここは1964年にホテルニューオータニの創立者の資金援助により再建されました。
宝蔵門の後ろにある巨大なサンダル(藁草履)は山形県村山市が観音菩薩に長寿を祈願し厄払いのために捧げられたものです。五重塔は1973年に再建されたもので、お釈迦様の遺骨が最上階に納められています。一番下の階から地、水、火、風、空の五元素を表しています。
コロナ後の東京の夏の楽しみ方 浅草寺 本堂Tokyo Sightseeing in Sensouji Temple Houzoumon Main hall

隅田川で見つかった観音菩薩像は本堂に「秘仏」として祀られています。自らの身を隠すことによって皆様にお導きと援助を与えています。お祈りをする時は「南無観世音」(なむかんぜおん)と言います。「南無」は帰依を意味し、「観世音」は観音様を意味します。右手は清浄、左手は不浄と考えられていて、両手を合わせることは真実の自己を表しています。
仏様に供える3つの重要なものは、蝋燭(ろうそく)と線香と花と言われています。蝋燭(ろうそく)は仏様と先祖を照らすだけではなく、知恵と慈悲を意味しています。花は心を清め、線香は芳香を醸し出します。香炉の前で線香を買い求める人が多くいらっしゃいますが、煙は仏様の息とみなされているからです。人々が昔遠路はるばる浅草寺を訪れたのはお線香の煙の効果を信じてのことです。
コロナ後の東京の夏の楽しみ方 浅草寺 浅草神社Tokyo Sightseeing in Sensouji Temple Houzoumon Asakusa Shrine

浅草神社には観音様の出現に関係のある3人が神様として祀られています。人々は親しみをこめて、「三社様」と呼び、毎年5月に開かれる「三社祭」は東京三大祭りとしても有名です。
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