鎌倉観光のおすすめ① 鶴岡八幡宮

2019.08.26 (月)

鎌倉観光のおすすめ 鶴岡八幡宮と神仏習合

鶴岡八幡宮は1180年に源頼朝によって創建されました。当時は鶴岡八幡宮寺とよばれ、神道と仏教の要素を組み入れた宗教建築の大きな複合施設でした。神道は日本固有の宗教で、仏教は538年に日本に紹介されました。神道の多神教的な性格が仏教を受け入れました。1868年の明治維新なでは神道と仏教の混合的な要素がしばしば存在しましたが、明治維新後仏教と神道は分離され神道が国家の宗教となりました。我が家でも神仏習合、仏壇と神棚が共存しています。

鎌倉観光のおすすめ 鶴岡八幡宮と鳥居

鶴岡八幡宮には3本の鳥居があります。最初の鳥居は南にあって浜辺に面しています。二の鳥居から三の鳥居にかけては「段葛」(だんかつ)という500メートルに及ぶ一段高い道を歩くことになります。この道は源頼朝が妻の北条政子の妊娠中に安産を祈願して作りました。桜の時期には300本以上の桜が満開になり、神社にかけての桜のトンネルは見事です。

鎌倉観光のおすすめ 鶴岡八幡宮と源平池

源平池は「太鼓橋」によって「源池」と「平池」にわけられています。源氏の旗は白でしたので「源池」には白い蓮の花が咲いていました。平家の旗は赤でしたので「平池」には赤い蓮の花が咲いていました。「源池」には3つの島があり、「平池」には4つの島があります。3(さん)は誕生や多産を意味し。4(し)は死を意味します。源頼朝は源氏に豊かさを望み、平家に死を望んだといわれています。イギリスのばら戦争におけるヨーク家(白いバラ)とランカスター家(赤いバラ)の勢力争いを例にとるとわかりやすいかもしれません。

鎌倉観光のおすすめ 鶴岡八幡宮と流鏑馬

流鏑馬は弓述と乗馬を組み合わせた神道の儀式です。流鏑馬は源頼朝によってはじめられたとされています。当時騎馬戦が最も一般的な戦術で、源氏が一番熟練していたとのことです。流鏑馬は9月16日に行われ、大勢の観光客が訪れます。流鏑馬の儀式は250メートルのコースに、60センチ四方の的が3つ設けられ、矢が的にあたるかどうかを競います。

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