京都観光 おすすめ 嵐山 祇王寺・常寂光寺 苔に見とれてコケないように Sightseeing in Kyoto Arashiyama (Giouji Temple & Jyoujykkouji Temple)

2019.05.31 (金)



京都観光 おすすめ 嵐山 祇王寺・常寂光寺の苔    Moss of Arashiyama

一年を通して観光客が訪れる京都。昨今ではインバウンド観光客の方も多くいらっしゃいます。今の時期は修学旅行で京都をおとずれる修学旅行生も多く、活気にあふれています。今の時期は新緑が見事ですが、苔と青紅葉も見事です。苔について有名な嵐山・嵯峨野の祇王寺・常寂光寺について紹介します。

京都観光 おすすめ 嵐山 平家物語と祇王寺 The tale of the Heike and Giouji Temple

祇王寺は平家物語にも登場する由緒あるお寺です。平清盛の寵愛を受けた白拍子・祇王が平清盛の心変わりにより京都を追われ母・妹とともに嵯峨野の地で出家したことが起源とされています。平清盛の心変わりの原因となった仏御前も、後に同様に平清盛の心変わりが原因でこの寺の尼になったそうです。境内にはこの4人が安置されていて、平清盛の供養塔もあります。平家物語にはこのあたりのいきさつが描かれていて、悲嘆にくれ都を追われ辺境の地・嵯峨野に追いやられた祇王の胸中がしのばれます。

京都観光 おすすめ 嵐山 祇王寺の苔を堪能しましょう Moss of Giouji Temple in Arashiyama 

祇王寺の苔は本当に見事です。境内を散策するには10分もあれば十分ですが、時間をかけてじっくりと散策されることをおすすめします。20~30種類の苔も展示されていて苔ってこんなにも種類があったのかと驚かされます。東山魁夷は川端康成のすすめでこの祇王寺の庭の風景を絵におさめています。苔をゆっくりとながめ非日常に触れて下さい。インバウンド観光客の方にとっては日本の詫び寂びに触れることが出来る絶好のチャンスです。苔の持つ繊細な雰囲気も楽しんでいただければ幸いです。

京都観光 おすすめ 嵐山 常寂光寺の苔を堪能しましょう Moss of Jyoujakkouji Temple in Arashiyama

常寂光寺は「小倉百人一首」を編纂した藤原定家の山荘が起源といわれています。映画「ちはやふる」でかるたが一大ブームとなり若い女性を中心にここを訪れる観光客が急増中です。またこの映画や漫画の影響でインバウンド観光客の方も多く訪れています。トランプとかるたの違いを説明できれば良いかと思います。常寂光寺の起源となる言葉「常寂光土」は仏様の住む4つの世界の中で一番の理想郷です。常寂光寺の多宝塔から一望出来る京都市内の風景は、理想郷ということばにぴったりです。理想郷で苔を満喫して下さい。

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