京都観光 祭と行事 祇園祭の主な祭事

2021.09.29 (水)

京都観光 祇園祭の主な祭事(七月)

一日~十八日 吉符入 神事始めで、山鉾の各町内は打ち合わせを行い、祭の無事を祈ります。

二日 くじ取り式 江戸時代には六角堂で行われていましたが、現在は京都市長の立ち合いで、市役所で行われます。前祭の長刀鉾、函谷鉾、放下鉾、岩戸山、船鉾、後祭の橋弁慶山、北観音山、南観音山、大船鉾の九基の山鉾は古例により順番が決まっており、くじを引かないことから「くじ取らず」と言います。

七日 綾傘鉾稚児社参 山鉾巡行の時、六人の稚児が徒歩で参加。八坂神社に参り、祭の無事を祈願します。

十日 お迎え提灯 神輿洗の神輿を迎えるために、各氏子区内を提灯を立てて進みます。

十日 神輿洗 神幸祭に渡御する三基の神輿のひとつの中御座の神輿を、松明で先導しながら四条大橋まで運びます。

十日~十四日 山・鉾建て(前祭) 鉾と曳山では、建つと曳初めがおこなわれます。蟷螂山では、建つとかき初めがおこなわれます。

十三日 長刀鉾稚児社参 午前十一時に 八坂神社に参り、祭の無事を祈願します。

十三日 久世稚児社参 久世駒形稚児は、綾戸國中神社の御神体である駒頭を付けた稚児のことです。綾戸國中神社は素戔嗚尊の荒御魂を祀っていて、稚児は御神体を奉じ、中御座の神輿の先導を行います。 午後二時に 八坂神社に参り、祭の無事を祈願します。

十五日 斎竹建て 早朝、四条麩屋町角に斎竹を建てます。

十四日~十六日 前祭宵山 山鉾の御神体ゃ懸装品を飾りつける会所飾りがおこなわれます。各家で代々伝わる屛風などを見せる『屛風祭』がおこなわれます。山鉾巡行前夜、翌日のの好天を願い、日和神楽が八坂神社御旅所へ向かいます。

十七日 山鉾巡行(前祭) 四条烏丸→四条堺町(くじ改め)→四条麩屋町(注連縄切り)→四条河原町『お渡り』→『戻り調子』。

十七日 神幸祭 神輿三基(中御座「素戔嗚尊」、東御座「櫛稲田姫命」、西御座「八柱御子神」)が四条寺町の御旅所へ渡御。

十八日~二十一日 山・鉾建て(後祭) 曳初め-大船鉾・北観音山・南観音山 かき初め-橋弁慶山。

二十一日~二十三日 後祭宵山 「あばれ観音」- 南観音山で楊柳観音と善財童子を担いで町内を三回廻ります。

二十四日 山鉾巡行(後祭) 烏丸御池→寺町御池(くじ改め)→河原町御池→四条河原町→四条烏丸。

二十四日 花笠巡行 昭和四十一年に後祭が前祭と統一された時、後祭山鉾巡行の代わりとして始まりました。

二十四日 還幸祭 御旅所に鎮座していた三基の神輿が八坂神社に還幸します。

二十八日 神輿洗 中御座の神輿を鴨川の水で清め、神輿庫に納めます。

二十九日 神事済奉告祭 祇園祭の終了を神前に報告します。

三十一日 疫神社夏越祭 疫神社で大茅輪を設け、夏越祭を行います。この神事をもって祇園祭のすべてが終了します。

 

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 京都観光 祭と行事 祇園祭の主な祭事

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »
  • 古都の魅力を知るオリジナルガイドマップ
  • コト体験 文化・芸術(個人向け1~2名)
  • コト体験 食(個人向け1~2名)
  • コト体験 自然(個人向け1~2名)

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

    ⇑ PAGE TOP