京都観光 祭と行事 十月~十二月

2021.11.10 (水)

京都観光 祭と行事 十月

十月一日~五日 瑞饋祭(ずいきまつり) 北野天満宮 五穀豊穣に感謝する秋の大祭。屋根と四本柱に瑞饋を使い、鬼瓦をかしら芋、瓔珞を茄子や唐辛子やほおずきなどで飾った瑞饋神輿が巡行します。

十月一日~三十一日 亀岡祭 鍬山神社 二十日に神幸祭があり、神輿が鍬山神社から御旅所である形原神社に渡御します。二十五日に八基の曳山と三基の舁山が巡行します。巡行の後、還幸祭が行われます。

十月上旬頃 御香宮神幸祭 御香宮神社 伏見九郷の総鎮守の祭であったため「伏見祭」と呼ばれています。室町時代の風流傘の伝統を伝えていて「花笠祭」とも呼ばれています。

十月体育の日前々日~十五日 粟田祭 粟田神社 体育の日の前々日に出御祭(おいでまつり)、前日に夜渡り神事、れいけん、体育の日に神幸祭、還幸祭、十五日に例大祭が行われます。神幸祭における神輿渡御の露払いとなる剣鉾差しは、祇園祭山鉾の原形とされる長さ八メートル、重さ四十キロの剣鉾を一人で持つ妙技として知られています。

十月第二日曜 曝涼 大徳寺本坊・高徳院 曝涼とは、寺宝の虫干しのことを意味します。

十月体育の日の前日 赦免地踊 秋元神社 八瀬童子会によって行われます。頭に赤紙で作った透かし彫りの切子灯篭を載せた少年たちが、行列し秋元神社に向かいます。八瀬は古来、租税を免除されていた土地で、江戸時代に老中秋元但馬守喬知の助力によって赦免地の特権が守られたことを感謝して、踊りを奉納します。

十月十四日 人形供養 宝鏡寺 

十月二十日 二十日えびす大祭 恵比寿神社 京都の商人が江戸で商いをして、京都に帰り、恵比寿神に感謝したのが始まりとされています。

十月二十二日 時代祭 京都御所・平安神宮

十月二十二日 鞍馬の火祭 由岐神社

十月第三日曜日 二十五菩薩お練り供養法会 即成院 本尊阿弥陀如来、二十五菩薩が極楽浄土から現世へ来迎して衆生を救い、浄土へ導く様子を表した法会です。

十月か十一月の五日間 京都御所秋季一般公開

京都観光 祭と行事 十一月

十一月一日 亥子祭 護王神社 亥の月の亥の日の亥の刻に、餅を食べると病気にかからないとされ、中国の民間信仰が起源とされています。

十一月八日 かにかくに祭 吉井勇歌碑前 

十一月上旬 神泉苑大念仏狂言 神泉苑

十一月第二日曜 嵐山もみじ祭 嵐山大堰川一帯 嵐山・小倉山のもみじの美しさを讃え、一帯を守る嵐山蔵王権現に感謝する行事です。嵐山保勝会が主催。平安管弦船や能舞台船や今様船など趣向を凝らした船が大堰川を上下しながら、妙技を演じます。嵯峨大念仏狂言の上演や島原の太夫による茶の湯の手前披露なども行われます。

十一月二十二日 聖徳太子御火焚祭 広隆寺 聖徳太子の忌日に行われます。

十一月二十二日 筆供養 正覚庵 東福寺塔頭で筆の寺として知られています。本堂、筆塚前で法要を行い、筆神輿が山伏の先導で稚児とともに練り、古筆を火の中に投じ供養します。

十一月二十三日 もみじ祭 地主神社 拝殿において、剣の舞・扇の舞・紅葉の舞の奉納があります。火焚神事・もみじ献花・にごり酒献酒なども行われます。

十一月二十六日 御茶壺奉献祭 北野天満宮 十二月一日に行われる献茶祭で使用される碾茶の詰まった茶壺を神前に奉献し、口切が行われます。

京都観光 祭と行事 十二月

十二月一日 北野天満宮献茶祭 北野天満宮 天正十五年(1587)に行われた北野大茶湯ゆかりの行事です。御茶壺奉献祭で奉献されたお茶を用い献茶式を行います。慣例により、京都在住の四家元二宗匠(表千家・裏千家・武者小路千家・藪内家・久田家・堀内家)が輪番で奉仕します。

十二月七日~八日 大根炊き・成道会法要 千本釈迦堂 三世慈禅上人が、大根の切り口を鏡に見立て、面に梵字を書き諸病退散を祈ったことに由来します。

十二月八日 針供養 針神社・法輪寺 針神社では裁縫・手芸上達のお札が授与されます。法輪寺では 八日にも行われます。

十二月九日~十日 大根炊き 了徳寺 親鸞聖人が法然上人の遺跡を訪ねて鳴滝を訪れた時、里人が大根を煮て捧げたことが始まりとされています。

十二月十日 終い金毘羅 安井金比羅宮 初金比羅までの間、新穀感謝祭に供えられた稲宝来が授与されます。

十二月十三日~三十一日 空也踊躍念仏 六波羅蜜寺 期間中毎日、日暮れ時から念仏踊りが奉納されます。「かくれ念仏」とも言い、天暦五年(951)に京都で疫病が流行した時に、空也上人がその救済を願って始めたとされています。

十二月十四日 義士会法要 法住寺 法住寺には、大石内蔵助が祈願をした身代わり不動が祀られていて、島原の太夫道中・舞妓の手前による茶会・討ち入り蕎麦の接待が行われます。

十二月十四日 山科義士祭 山科区一帯 山科区民が赤穂浪士四十七士に扮して、毘沙門堂から瑞光院・山科区役所・岩屋寺を経由して大石神社まで練り歩きます。

十二月二十日 お煤払い 西本願寺・東本願寺 

十二月二十一日 終い弘法 東寺

十二月二十三日 かぼちゃ供養 矢田寺 冬至の日にかぼちゃを食べると中部除けや諸病退散になるという言い伝えによるものです。

十二月二十五日 終い天神 北野天満宮

十二月三十一日 おけら参り 八坂神社 

 

 

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