京都観光 おすすめ おはぎの聖地巡り Kyoto Sightseeing Been Cake
京都観光 おすすめ おはぎの季節毎の名称 おはぎとぼたもちの違い Kyoto Sightseeing Been Cake


おはぎは、春と秋のお彼岸の時に食べるものというぐらいの認識しかなかったのですが、単純におはぎとぼたもちの違いは何だろうと疑問に思い調べたところ、季節毎に呼び名が変わっていることがわかり、改めて日本文化の奥の深さを実感しました。
春=牡丹餅(ぼたもち) 牡丹の花が咲く季節である春の彼岸に、神仏や祖先へのお供え物とされた小豆餡を牡丹の花に見立てたことから「牡丹餅」(ぼたもち)とよばれる様になりました。
夏=夜船(よふね) おはぎは、餅つきをしないで作られます。いつついたかがわからないので「つき知らず」となり、これが「着き知らず」に変化し、船がいつ着いたかわからないので「夜船」(よふね)と呼ばれるようになりました
秋=御萩(おはぎ) 萩の花が咲く季節である秋の彼岸に、神仏や祖先へのお供え物とされた小豆餡を萩の花に見立てたことから「御萩」(おはぎ)とよばれる様になりました。
冬=北窓(きたまど) おはぎは、餅つきをしないで作られます。いつついたかがわからないので「つき知らず」となり、これが「月知らず」に変化し、月が見えないのは北側の窓ということで「北窓」(きたまど)と呼ばれるようになりました
京都観光 おすすめ おはぎの歴史 Kyoto Sightseeing Been Cake

おはぎの歴史は古く、平安時代に登場しています。小豆の赤い色は、災難が降りかからないようにする効果があると考えられていて、邪気・穢れ・祟りを払うために食されていました。江戸時代に入ると、お彼岸や四十九日の忌明けに食する習慣が定着するようになりました。おはぎと先祖の供養が結びつきました。明治時代以降は、砂糖が庶民の手の届くものになり、現在のように甘いおはぎに変化を遂げてゆきました。
おはぎの原料となるのはもち米です。もち米を蒸すあるいは炊き、米粒が残る程度に軽くついて丸めたものに餡をまぶしたものです。米を半分つぶすことから、おはぎのことを「半殺し」と呼ぶ地方もあるそうです。
京都観光 おすすめ おはぎの聖地 京都 Kyoto Sightseeing Been Cake

2020年1月14日(火)放送の「マツコの知らない世界」では「おはぎの聖地、京都で爆食ツアー」と題して放送されていました。テレビに登場した店含めて紹介したいと思います。どの店も京都駅や四条通や五条通など便利な場所にありますので、はしごすることも可能ですよ。おはぎのバリエーションの多さにきっと驚かれることでしょう。是非訪れて下さいね。
●今西軒 京都市下京区烏丸五条西入一筋目下ル横諏訪町312 地下鉄烏丸線五条駅下車徒歩2分 営業時間 9時30分~ 定休日 火曜日、第1・3・5月曜日(7~8月は月・火定休日)
●因幡薬師の手作り市 京都市下京区因幡堂町728 地下鉄烏丸線五条駅下車徒歩5分 営業時間 毎月8日9時~16時
●おはぎ巴屋 京都市南区八条内田町76 近鉄東寺駅下車徒歩10分 営業時間 10時~18時 定休日 水曜日・木曜日
●小多福 京都市東山区小松町564-24 京阪電鉄祇園四条駅下車徒歩10分 営業時間 10時~19時 定休日 水曜日・第2・4木曜日
●喫茶ホーボー堂 京都市左京区正往寺452 京阪電鉄三条駅下車徒歩9分 営業時間 10時~18時 定休日 水曜日・木曜日
●永楽屋本店 京都市中京区河原町通四条上ル東側 阪急京都線河原町駅下車徒歩1分 営業時間 10時~20時 定休日 無休
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