インバウンド 文化 LGBTの関係性について Relation between Inbound business and LGBT tourism

2019.08.05 (月)

インバウンド 文化 LGBT Relation between Inbound business and LGBT tourism

インバウンドで日本を訪れる観光客の方が増加する中、宗教の違いや食事の違い等多様性を感じることが多いのですが、LGBTの方が日本に訪れる方も増加中で多様性を感じずにはいられません。LGBTについて簡単に紹介させていただきます。

一般的にLGBTとは ①L(レズビアン)性自認が女性の同性愛者 ②G(ゲイ)性自認が男性の同性愛者 ③B(バイセクシュアル)男性・女性の両方を愛することができる人 ④T(トランスジェンダー)主に身体的な性別と性自認が一致しない人 というセクシュアリティーの人のことを意味します。

LGBTという言葉がうまれる前は「身体的性別と性自認が同じで、異性をあいすることが普通であり常識である」とされてきました。自分の性について考える人がそもそも少なかった中でレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーは既に存在していましたので、LGBTという言葉が生まれたという流れです。

インバウンド 文化 LBGTQIA+ Relation between Inbound business and LGBT tourism

自分の性について考える人が増加してくるにつれ、自分はLGBTにあてはまらないのではと考える人が増えてきました。性自認は「男と女」だけではなく「男性、女性が50%ずつ」という自認も存在しています。

ただし、LGBTという言葉の知名度があがるほどセクシュアル・マイノリティ=レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのどれかという認識が広がりつつあるのも事実です。

こういった流れを変えるために、⑤Q(クエスチョニング)自分の性別がわからない、決まっていない人 ⑥I(インターセックス)うまれつき男女両方の身体的特徴を持つ人 ⑦A;(アセクシャル) 誰に対しても恋愛感情や性的欲求を抱かない人  更に名前のついていない性を表す(+)も追加されています。

インバウンド 文化 LGBTツーリズム Relation between Inbound business and LGBT tourism

国際旅行におけるLGBTの比率は全体の10%で7000万人とのことです。マーケットサイズは2020億ドルとのことです。この数字からLGBTの人は旅行する頻度が高く、消費額も高レベルということがうかがえます。

まだまだLGBTに対する偏見等も根強いのでそこから逃避したいという願望が強いこと。またマツコ・デラックスさんを筆頭にLGBTの方は高収入の方が多いという事実からもこの数字の信ぴょう性は確信できると思います。

LGBTの人々が快適に旅行できるように環境や商品作りを行うLGBTツーリズムが急成長中です。同性結婚式や同性カップルのハネムーンなどが一例です。

インバウンド 文化 身近になりつつあるLGBT Relation between Inbound business and LGBT torism

メディア等でLGBTがとりあげられる機会もふえてきています。芸能人で活躍されている方もたくさんいらっしゃいます。行政の分野でも同性婚を認める自治体など増えてきています。我々の生活の面でも公共施設等で「ALL GENDERトイレ」を見かけることも多くなってきました。

LGBTツアーとしてガイドをアサインされる機会も増加中とのことです。私もすこしずつ勉強したいと思います。

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