インバウンド 京都のおすすめ 神社 京都市東山区

2021.04.17 (土)

インバウンド 京都 おすすめ 神社 京都市東山区

●粟田神社(東山区粟田口鍛冶町)祭神=素戔嗚尊・大己貴命(おおなむちのみこと)・八大王子命(はちだいおうじのみこと)・奇稲田姫命(しいなだひめのみこと)・神大市比売命(かむおおいちひめのみこと)・佐須良比売命(さすらひめのみこと) 藤原興代の奏上により清和天皇の勅許を得て大己貴命を祀り、後に牛頭天王を合祀したことが起源との言い伝えがあります。またはこの地域を治めていた粟田口氏が氏神として創建したという説もあります。石段下は今日の七口のひとつ粟田口にあたり、古来より京を往来する旅人が安全祈願したことから旅立ち守護と崇敬されていました。10月に行われる粟田祭は有名で、室町時代に祇園祭りが斎行できない場合は、この粟田祭を祇園御霊会の代わりにしたと伝えられています。

●今熊野神社(東山区今熊野蜘之森町)祭神=伊弉冉命(いざなみのみこと) 後白河上皇が熊野権現を勧請して法住寺殿の鎮守となりました。社殿は平清盛により造営されました。足利義満は観阿弥世阿弥親子の能をここ今熊野神社で見たと言われています。応仁・文明の乱で荒廃しましたが後水尾天皇の中宮・東福門院和子により社殿が再建されました。境内の樹齢900年のクスノキの木は有名です。

●新日吉神宮(東山区妙法院前側町)祭神=後白河天皇・日吉山王七神 後白河上皇が近江の日吉山王社より勧請して法住寺殿の鎮守となりました。

●恵比寿神社(東山区小松町)祭神=八代言代主神(やえのことしろぬしのかみ)・小彦名命(すくなひこなのみこと)・大国主神(おおくにぬしのかみ) 栄西が宋からの帰路暴風雨に遭遇し、波間に恵比寿神を得て船中に祀ると風雨が止んだとの言い伝えがあります。栄西は建仁寺を創建するにあたり、山中に恵比寿神を祀ったことが起源と言われています。都七福神まいりのひとつです。

●京都霊山護国神社(東山区清閑寺霊山町)祭神=勤王の志士・英霊 我が国最初の官祭招魂社(かんさいしょうこんしゃ)として創建されました。けいだいの霊山墓地には坂本龍馬・中岡慎太郎・木戸孝允らをはじめとする勤王の志士たちのお墓が多くあります。坂本龍馬の命日である11月15日には毎年竜馬祭が行われています。

●地主神社(東山区清水一丁目)祭神=大国主命・素戔嗚尊・奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)・足摩乳命(あしなずちのみこと)・手摩乳命(てなずちのみこと)・乙羽竜神 古くから桜の名所で「地主桜」の名で有名です。平安時代には嵯峨・円融・白河天皇が行幸し、嵯峨天皇は「地主桜」のあまりの美しさのために3度も車を返したという逸話が残されています。「恋占いの石」として有名な一対の立石は、一方の石から他方の石へ目を閉じてたどり着けば願いが叶うと言われています。この石は縄文時代の石です。

●大将軍神社(東山区三条大橋東三丁目下長光町)祭神=素戔嗚尊・藤原兼家(相殿) 東三条社とも言います。平安遷都の際に王城鎮護のために祀った大将軍社のひとつです。境内には樹齢800年の銀杏の大樹が立ち、鵺の森とも呼ばれて源頼政の鵺退治の伝説があります。

●豊国神社(東山区大和大路通正面茶屋町)祭神=豊臣秀吉 秀吉の遺体が葬られた阿弥陀が峰の山腹に創建されました。朝廷より豊国大明神の神号を賜り、秀吉の七回忌には盛大な臨時祭礼が執り行われました。その時の様子は「豊国臨時祭礼図屏風」に描かれています。豊臣氏滅亡後は荒廃していましたが。1868年に新日吉神社の神楽殿を仮拝殿として再興され、旧方広寺大仏殿境内に社殿を造営しました。唐門(国宝)は伏見城の遺構と伝えられています。

●八坂神社(東山区祇園町北側)祭神=素戔嗚尊・櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)・八柱御子神(やはしらのみこがみ) 高麗から来朝した伊利之(いりし)が新羅国牛頭山の素戔嗚尊の神霊を八坂郷に祀ったと言われています。また南都興福寺の円如が堂宇を建て、後に祇園天神堂を建立したとも言われています。日本三大祭りのひとつ祇園祭は八坂神社の祭礼で」、かつては祇園御霊会と呼ばれ悪疫退散を祈願する祭礼でした。神泉苑に当時の国数にあたる66本の矛を立てて祇園の神を祀り、神輿を送って厄災の除去を祈願しました。境内の摂社には疫神社(蘇民将来社)、悪王子社、宗像三女神を祀る美御前社などがあります。本殿と拝殿をひとつの大屋根で覆った祇園造と呼ばれる建築様式の本殿は1654年に再興されたものです。建物の下には池がありそこに住む青龍が京都を護っていたという言い伝えがあります。

●安井金比羅宮(東山区東大路通松原上下弁天町)祭神=大物主神(おおものぬしのかみ)・崇徳天皇・源頼政 保元の乱に敗れ讃岐に流罪となり崩御した崇徳上皇の怨霊を鎮めるために後白河法皇の命で建立された光明院観勝寺が起源とされています。1695年に太秦安井にあった安井門跡蓮華光院を移建した際に、讃岐国金比羅大権現の祭神である大物主神と源頼政を勧請しました。絵馬の奉納で知られており、金比羅絵馬館には画家山口素絢(そけん)の作品等多くの絵馬が展示されています。境内にある縁切り・縁結び碑は有名です。櫛を供養する久志塚も境内にあります。

●若宮八幡宮社(東山区五条橋東五丁目)祭神=仲哀天皇・応神天皇・神功皇后 神功皇后は美しく、身重の体で戦地に赴いた子育ての神様でもあったことから「美人神社」とも呼ばれていて女性の参拝客が多く訪れます。五冷泉天皇の勅願で源頼義が佐女牛井西洞院に創建しました。足利歴代将軍に崇敬されました。本殿は、三間社流造の庇を取り込んだ前室に向拝一間をつけた「前室つき流造」と呼ばれる珍しい建築様式です。陶器神社は若宮八幡宮社の相殿に陶祖神の椎根津彦命(しいねつひこのみこと)を祀ったものです。

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